写真集 空「Kúu」
撮影 樋貝 吉郎
発売 1998年
表紙 クレイグ・ケリー
アートデレクション 土居輝彦
ページ 95page
出版 グリーンアロー出版社
絶版
モンゴル アルタイ山脈 1994.9.14
玉井太朗 高久智基 ガイド倉岡裕之
モンゴルのコラムを写真付きでインスタに掲載しましたこちらからご覧になれます
掲載日 2022年3月28日
モンゴル フィテン峰 1994.9.14
玉井太朗
Island lake lodge 1996.12.14
Craig Kelly
シベリア バジャール山脈 1994.11.16
小森康裕
北海道 利尻 1996
サンセット
立山 1995.11.13
植村能成
幻の@studiofishiは凍結して消えてしまい
現在は@studio_fishiに(涙)
でもテキストを下に残しておいたので時期をみて
もう一度アップしたいと思います!!
1996年 5月8日に起きたこと
写真集「空」(Kúu)の利尻スプリングトリップをInstagramにアップしたら・・・
写真集「空」に掲載した利尻トリップをInstagramにアップしたところトリップのメンバー太朗さんと遠藤君からメッセージが届きました。実は豪雨でテントがすごいことに。当時の記憶が蘇ります。スノーボードキャンプに興味あるひとには、ぜひです。特にメガネの方!!
幻の@studiofishiの内容
studiofishi
隣にアップした立山プライベートキャンプ直後。 1996年。スプリングトリップ。海の向こうの利尻での出来事。メンバーは遠藤明郎、石川太、玉井太朗、シーサー、高久智基、倉岡裕之と樋貝。それは真夜中の出来事だったそうだ。遠藤くんと樋貝はテントの中で正座するしかなかった。横殴りの猛雨がフライを吹き飛ばしテントのジッパーの間から中に流れ込み、なかはプールのような悲惨な状況。とにかくお手上げ状態だった。当然、寝袋もビジョ濡れだ。
陽が昇るには気が遠くなるような時間があった。ふたりは意を決し、豪雨のなかテントをたたんで公園のトイレに詰め込み、車のなかに逃げ込んだ。幸いにもテントを張ったのは山の麓近くの見晴台だったのである。しばらくすると、別テントも同じようにあきらめて、テントを畳だした。朝になってテントが完全に横を向いているというのに、まだ寝ているチームがいた。植村直己物語でエベレストのサポートを務めた国際山岳ガイドの倉岡さん率いる智基ペアだ。「隣に駐車場あるんだし、これぐらい楽勝じゃないですかあ」さすが一流は言うことが違う。玉井さんやシーサーたちはどうしていたのだろう。たぶん彼らのことだからテキパキ動いていたんだと思うけれど記憶がない。
幻の@studiofishiの内容
studiofishi
5月9日。
続き◯◯ ろうそく岩を背に滑り出す太くん。この撮影の晩に、誰が水浸しになると想像しただろう。 結局その猛雨は途中から雪に変わり、そこらじゅうに拡がった荷物をすべて覆い尽くし、撤収は困難を極めた。びしょ濡れの普段着に素手で雪に埋まった装備を探すなんて悪夢としか言いようがない。公園の東屋に干しておいたパンツはふっ飛び、吉祥寺で作ったばかりのメガネは強風に煽られて顔からすーっと水平に飛んでいってしまった。
海からみたらこんなにキレイな山なのに(隣の写真@利尻山 1,721m)、1996年5月8日未明、その麓でこんなことが起こるなんて‥。 写真集「 空 Kúu」に掲載したショット以外のものもいつか機会があったらコラムと一緒に紹介したいと思う。
写真集「空 Kúu」(絶版)
その当時の立山、利尻、羊蹄山、ニセコ、アラスカ、モンゴル、 シベリアの記録が残されている。 1998年 日本で初めてのスノーボード写真集。
記録 @yoshirohigai
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永久保存版
写真集「1994 THE PATH TO GENESIS」
告知
『誰も行ったことのないところを旅をして、誰もやっていないことをやる。
それを世界に見せる。スケートボードの写真を撮っていたことからスノーボードに出会った自分が、登山家も顔をしかめるようなロケーションに足を踏み入れるようになったのは、正直自分でも驚きだ。そのきっかけを作った玉井太朗との出会いは、この本の始まりよりも、やや遡った1985年頃…』
写真集「 1994 THE PATH TO GENESIS」序文より
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