【BOOK】日本初スノーボード写真集「空 」Kúu・樋貝吉郎

日本で初めて出版されたスノーボード写真集。 1990〜1998年の記録

80年代から雪山でレンズを向けてきたスノーボードフォトグラファー

樋貝吉郎による90's Snowboardingの集大成「空」Kúuのご案内。

表紙は唯一無二の存在クレイグ・ケリー Craig Kelly。

オールドスノーボードを知る上で貴重なバイブルになるでしょう。

写真集 空「Kúu」

 

 

撮影 樋貝 吉郎

発売 1998年

表紙 クレイグ・ケリー

アートデレクション 土居輝彦

ページ 95page

出版  グリーンアロー出版社

絶版

樋貝はスケートボードを一旦おいて雪山に向うのだった。その魅力を追い求め、彼らを記録するために。 「空」Kúuは知人の紹介で当時モノマガジン編集長の土井さんが自ら手がけてくださり1998年にリリースされました。世界でもまだ珍しいスノーボード写真集の誕生です。樋貝が北海道は倶知安に移り住むその年の日本のインターネット普及率は13%ちょっと。当時はまだダイヤルアップ接続の電話回線で現代では考えられないほどの速度でした。例えば4000ピクセルの画像を56kbpsの速度で送信したなら1枚送信するのに約30分かかる計算。それ以前に「空」Kúuはすべてポジフィルムなわけで入稿は当然アナログ、ハンド to ハンド。電車に乗り大事に抱えられた膨大な数のポジを土井さんにパスし、厳選され、カバーにグレイグ・ケリーを迎えました。各ページはロケーションごとにカテゴライズされ、とても見やすくまとめられています。 玉井太朗さんや高久智基さんをはじめごく限られたライダーとのアラスカヘリスノーボーディング、モンゴルをはじめ数々の海外スノートリップ、国内はニセコや利尻、まだ誰も滑ったことのないノートラックの美しい斜面。写真集「空」Kúu は、単なるスポーツ写真集ではありません。そこには、スノーボーディングの黎明期を支えた人々の情熱と、時代を超えて受け継がれる魂が宿っています。ページをめくるたび当時の熱気と興奮が蘇ってくるでしょう。タイトルは樋貝がいろいろと考えた結果「空」Kúuに落ち着きました。そらとは読まず色即是空の空(くう)からきてます。

モンゴル アルタイ山脈 1994.9.14

玉井太朗 高久智基 ガイド倉岡裕之

 

モンゴルのコラムを写真付きでインスタに掲載しましたこちらからご覧になれます

掲載日 2022年3月28日

モンゴル フィテン峰 1994.9.14

玉井太朗

Island lake lodge 1996.12.14

Craig Kelly

シベリア バジャール山脈 1994.11.16

小森康裕

 

北海道 利尻 1996

サンセット

立山 1995.11.13

植村能成

幻の@studiofishiは凍結して消えてしまい

現在は@studio_fishiに(涙)

 

でもテキストを下に残しておいたので時期をみて

もう一度アップしたいと思います!!

1996年 5月8日に起きたこと

写真集「空(Kúu)の利尻スプリングトリップをInstagramにアップしたら・・・

写真集「空」に掲載した利尻トリップをInstagramにアップしたところトリップのメンバー太朗さんと遠藤君からメッセージが届きました。実は豪雨でテントがすごいことに。当時の記憶が蘇ります。スノーボードキャンプに興味あるひとには、ぜひです。特にメガネの方!!

 

幻の@studiofishiの内容

studiofishi

隣にアップした立山プライベートキャンプ直後1996年。スプリングトリップ。海の向こうの利尻での出来事。メンバーは遠藤明郎、石川太、玉井太朗、シーサー、高久智基、倉岡裕之と樋貝。それは真夜中の出来事だったそうだ。遠藤くんと樋貝はテントの中で正座するしかなかった。横殴りの猛雨がフライを吹き飛ばしテントのジッパーの間から中に流れ込み、なかはプールのような悲惨な状況。とにかくお手上げ状態だった。当然、寝袋もビジョ濡れだ。

 

陽が昇るには気が遠くなるような時間があった。ふたりは意を決し、豪雨のなかテントをたたんで公園のトイレに詰め込み、車のなかに逃げ込んだ。幸いにもテントを張ったのは山の麓近くの見晴台だったのである。しばらくすると、別テントも同じようにあきらめて、テントを畳だした。朝になってテントが完全に横を向いているというのに、まだ寝ているチームがいた。植村直己物語でエベレストのサポートを務めた国際山岳ガイドの倉岡さん率いる智基ペアだ。「隣に駐車場あるんだし、これぐらい楽勝じゃないですかあ」さすが一流は言うことが違う。玉井さんやシーサーたちはどうしていたのだろう。たぶん彼らのことだからテキパキ動いていたんだと思うけれど記憶がない。

 

 

幻の@studiofishiの内容

 

studiofishi

5月9日。

続き◯◯ ろうそく岩を背に滑り出す太くん。この撮影の晩に、誰が水浸しになると想像しただろう。 結局その猛雨は途中から雪に変わり、そこらじゅうに拡がった荷物をすべて覆い尽くし、撤収は困難を極めた。びしょ濡れの普段着に素手で雪に埋まった装備を探すなんて悪夢としか言いようがない。公園の東屋に干しておいたパンツはふっ飛び、吉祥寺で作ったばかりのメガネは強風に煽られて顔からすーっと水平に飛んでいってしまった。

海からみたらこんなにキレイな山なのに(隣の写真@利尻山 1,721m)、1996年5月8日未明、その麓でこんなことが起こるなんて‥。 写真集「 空 Kúu」に掲載したショット以外のものもいつか機会があったらコラムと一緒に紹介したいと思う。

 

写真集「空 Kúu」(絶版)

その当時の立山、利尻、羊蹄山、ニセコ、アラスカ、モンゴル、 シベリアの記録が残されている。 1998年 日本で初めてのスノーボード写真集。

記録 @yoshirohigai

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地球をクリックすると1996年5月8日の天気図が見れます!

北本 朝展さんのホームページ 国立情報学研究所(NII) https://agora.ex.nii.ac.jp/cgi-bin/weather-chart/search_day.pl?lang=ja&year=1996&month=5&day=8
写真集「空」Kúuをお買い上げの方へ 「空」(Kúu)は、おかげさまで絶版となりましたがご興味ある方は国会図書館等で見ることができます。 スタジオ フィッシュアイでも資料として数冊キープしているのですが、必要に応じて、フリマで売り出されているのをみつけると購入することがあります。もし、メルカリやヤフオクなどのフリーマーケットに出店を考えている方がいらっしゃいましたらピンナップマガジン「IT'S YOUR TURN」シリーズと交換しませんか?(VOL.1〜7どれが送られて来るかは届いてのお楽しみ!写真集の状態によってスタジオフィッシュアイから送るTURNの冊数* を決めさせていだたきます)ナイス アイディア! と思ったひとは写真集 「空」物々交換希望と書いてスタジオフィッシュアイまでお問い合わせください。 お届けするTURNの冊数*は2〜3冊になります

永久保存版
写真集「1994 THE PATH TO GENESIS」

告知

「空」(Kúu)に次ぐ、そういった意味での樋貝のスノーボードPHOTOBOOKといえば、2017年に発表した真っ白い表紙が際立つ「1994 THE PATH TO GENESIS」である。「ひとつひとつのターンにすべてがあった僕たちの最も純粋で崇高なモダンスノーサーフが現代に至る出発となった時代の目撃者、樋貝吉郎の渾身のドキュメンタリーである。」とはGentem stickの玉井太朗さん。玉井さんをはじめその仲間たちが命をかけ開拓し、遊び、冒険したあの時代。「空」(Kúu)が熟成し、洗礼されて産み落とされた写真集「1994 THE PATH TO GENESIS」には文章も加わり、それがとても読み応えがある内容になっている。機会がありましたらぜひお手に取ってみてください。

『誰も行ったことのないところを旅をして、誰もやっていないことをやる。

それを世界に見せる。スケートボードの写真を撮っていたことからスノーボードに出会った自分が、登山家も顔をしかめるようなロケーションに足を踏み入れるようになったのは、正直自分でも驚きだ。そのきっかけを作った玉井太朗との出会いは、この本の始まりよりも、やや遡った1985年頃…』

 

 

写真集「 1994 THE PATH TO GENESIS」序文より

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