TOMOKI TAKAKU×YOSHIRO HIGAI 4

雪の上のクリエイター
ヒガイヨシロウが切り撮る

  • 日本のフリーライディングを支えるもう一人のTT。



高久 自分がスキー場のなかでパウダーや
   自然のコンディションを滑るっていうスノーボードをしてきて、
   その延長でモンゴルとかの
   山岳に行くようになって10年以上の月日が経って
   現在では(一般にも)バックカントリーを楽しむ、パウダーを楽しむってことが
   認知されて、ひとつのカテゴリーにもなったかなって思います。

樋貝 そうだね。


高久 そのなかでスノーボードを長い間ずっと続けてきた人が、1004tt4- 2.jpg
   多く滑れない年でも、(久しぶりに滑る時に)
   「やっぱスノーボードって楽しいね」って、
  また味わえるには、
  たとえゲレンデのなかでも
  バックカントリー的要素が重要というか
  滑って、気持ちがいい、雪がいい、天気がいい、メンツがいいって
  外的要因がいろんな意味で重なっているところで、
  滑るってことがやっぱり喜びになるのかなって思うんです。


樋貝 うん。それを提供出来るのがガイドだよね。
   それでは、智基がこれからやって行きたいことって何かな?

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高久 例えばモンゴルの時、やったあの冒険的な…
   何て言うんだろうな~。

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  ※1994年9月モンゴル最高峰フィテンに登頂、滑走。
   メンバーは玉井太朗、高久智基、樋貝吉郎、ガイド倉岡裕之。
   3人にとって初となるスノーボードエキスペディションであった。

樋貝 冒険?

高久 うん。常にあのときのモンゴルであったり、
   まだ誰にも滑られていない斜面とか滑ってない山だとか、
   高所登山滑走とか、
   スキー場に限らないとこって沢山あると思うんですよ。
   そこが、スノーボードの全てではない、とは思っているんですけれども。

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樋貝 うーん。

高久 モンゴルから始まったことが、こんだけ今、(自分の)
   ライフスタイルに影響を与えるというという体験を
   したんで、やっぱりモンゴル的な、登山の世界でもある程度冒険
   といわれるエリアにスノーボードを持って滑走出来るかどうか
   抱えながらトライをしていきたい...。


樋貝 それはほんとに冒険な冒険だ。
   日常の中の考え方だけで、なんでも冒険になる。
   っていうのじゃなく...、ほんとうにこう、
   チャレンジするっていう....。

高久 そうですそうです、はい。したいな、と思ってます。

樋貝 (頷く)

高久 でも自分においてのスノーボードは冒険だけじゃないんですよ。
   その冒険は滑ればいいのか、
   行けばいいのかじゃなくて、行ってどう滑ったかなんです。
   できる範囲でやりたいですし...。
   でも、その誰もが行けるようなところで、リフトがあって
   情報も沢山あるような約束されたところでは…

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樋貝 それは冒険じゃないものね。

高久 そうですね。

高久 スノーボードで成功失敗っていうところまで含めて言えば
   冒険的要素は重要ですが、そういう目標は大切にしながら
   ゲレンデとかガイディングとか、身近なスノーボードも
   続けていきたいなと思っています。

樋貝 そうだよね。両面だよね。
   でも、たしかに僻地っていうか、
   未知の誰も見ていないところに行ってみたい。
   そこでスノーボードしたらどうなんだろうっていう魅力はあるよね。

高久 ありますね。

樋貝 (すごい場所でも)もう外人が行ったとか記事があったとか、
   誰々が行ってよかったとかいうのは、もう追体験というかさ…
   でも、それが仮にニセコのなかで、
   奥のあんなところ誰も行かない
   っていうところで頑張って縦走をして行ってみて、
   それが実際すごい短かったとしても、
   それは冒険だもんね。

高久 そうですね、身近なところでもやったりとかね。
   あとは個人的に近くでもできるんですよね。
   撮影のときですとかガイディングじゃないでところ。
   まあ、ガイディングでもできるところもあるんですけれどもね。
   とにかく個人のプレーヤーとして、お客さんとかを考えないでいい場合ね。

樋貝 お客さんを連れてって冒険っていうのはあり得ない話だよね。

高久 この冒険とは僕の話ですから、個人的に覚悟することで、成立するんです。
   でもお客さんにとっての冒険は提供したいですね!

樋貝 あのモンゴルの時、ガイドの倉岡さん
   その辺どう考えてたんだろうね。
   倉岡さんのなかではあれは冒険じゃなかったということだよね。

     ※倉岡裕之。日本を代表するクライマーであり、山岳ガイド。http://www.hiro-kuraoka.com

高久 そうですね。

樋貝 そういうことだよね。
   そうじゃないと(お客さんを)連れていけないものね。

高久 でも、彼は僕らが(滑りの)経験があることを完璧に知ってて、
   経験があるからこそ僕らに冒険をさせてくれましたものね。

樋貝 うん、うん。

高久 そういう風でありたいなと思いますね。ガイドはね。

樋貝 そうだよね。ガイドっていうのは経験、
   体力、技術なんかがあって、そのうえで包み込む余裕のあるひとなわけだものね。

高久 そうですね。そして僕達の取り組んでいるのは、滑走ガイドだし、
   滑走を目的としたお客さんをガイドする訳だから、安全なのは勿論、
   どう滑るのかを重要視していきたい。身の丈にあったというか、
   滑らされるのではなくて、楽しんで攻めることを目指してします。
   ゆとりも生まれることで結果的に
   事故を遠ざけることが出来ればなと思ってます。


高久智基×樋貝吉郎インタビューの感想を送る

  • 今回は多忙ななか快くインタビューを受けてくださった高久智基さんに心から感謝します。しかもニュージランド帰りということでおみやげにうわさのマヌカハニーまで
  • 頂戴してしまいました。貴重なお話と共になかなか手に入らないはちみつまで重ね重ねありがとうございました。このインタビューが生まれた経緯が下のボタンを押すと(別ページ)詳しく載っています。こちらもあわせてぜひどうぞ!!

 NEWS
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TOMOKITAKAKU×YOSHIROHIGAI最新情報

オリジナルプリント「ファンクマスター」がいよいよ発売となりました。
日本を代表するフリーライドスノーボーダー高久智基とフォトグラファー樋貝吉郎との
一瞬のやりとり。コンマ何秒の世界。それは今回の連載にもあるように、
自然に身をゆだね、互いの技術が形となった、瞬間が一寸の狂いもなく
フィルムに焼きつけられたものである。

2000年、アラスカ コルドバ。高久智基の永遠を切り撮った1枚。
ファンクマスター。


funkmaster.jpg作品 “ファンクマスター”


サイズ 8x10インチ (203mmx254mm)
画像サイズ 140mmx200mm
エディション 30 
サイン入り

詳しくはこちら            
今まで語られなかったこの時の撮影秘話も必見ですDoticon_blk_Redo.png

高久
智基

Tomoki Takaku
身長168cm 体重61kg
1972年9月7日 
神奈川県藤沢市出身 
北海道ニセコ町在住

90年前半からエクストリーム&フリーライドの分野で活躍する日本を代表するフリーライドスノーボーダー。

モンゴル最高峰(4378m)の登頂滑降をはじめシベリア、アラスカなど海外ビックマウンテンでの滑走経験多数。特にアラスカ急斜面での撮影、氷河キャンプを行い数多くの映像を発表する。
国内では北海道ニセコを拠点とし、冬山ガイド集団「POWDER COMPANY GUIDE」を率い、ガイドとしても活躍。ツアーや滑走を通じ、ゲストのスキル向上を図るとともに、安全で楽しいスノーボードを提唱。また日本山岳ガイド協会認定山岳ガイドとして、滑走を目的としたガイドの確立をすべく広く活動を行う。
夏期には、スキー場のコース管理を取り組んでいる。

GENTEMSTICKより自身の
PROモデル「GT」と「FLOATER168」、
INDUSTYより「高久智基プロテクターパンツ」が販売されている。
株式会社パウダーカンパニー 代表取締役
日本山岳ガイド協会 
公認山岳ガイドNO.999
ニセコウィンターガイド協会 副会長

毎年世界高品質な山岳滑走の提唱を続けているパウダーカンパニー。「自然を楽しむことの本質を伝えたい!」という彼らの思いに対し根強いファンが熱く集う。
「強く、速く、美しい滑走とガイド」をモットーに企画されるイベントは今後も目を離せない。
要チェック必見です。shadow_gry_Right.png

パウダーカンパニーサイト

http://www.powcom.net/tomokitakaku
ツイッター             
http://twitter.com/#!/TomokiTakaku

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